Life is slope.~庭の周囲の法面を土止めして平らなひな壇にする作業~

 オレンジさん家はお隣さんより高い位置にあります。
 山側には家は無くて擁壁ですが、擁壁以外の方向は全て1~3m下がっていて、庭の外周の半分くらいが、お隣さんとの境界に向かって法面(斜面)になっています。
DSC_0051.jpg
 
 この法面、雨が降るとどんどん土が流失してしまっています。(写真の穴は生えかけてた雑草を根から掘た跡)
 
 このままでは庭がどんどん低くなっていってしまうので、法面を上の段と下の段に分けて、間に土止めを打って、それぞれをなるべく平らにできるようにします。
 ところで、英語で「法面(のりめん)」って、slopeって言うんですね。斜面は全てスロープなのかな。なんか、そう考えると日本語って、いろいろな場面によって同じものでも呼び方を変えすぎですよね。(笑)



-はじめに-

 このブログは、人生「面白い方を選ぶ」の精神で生きてきたオレンジの人が、アラフィフで庭付きの一戸建てに引っ越したことを機に始めたもので、ガーデニングも、家庭菜園も、DIYも、全てがド素人の状態から、自宅と庭を「素敵な大人の遊び場(予定)にする」過程を紹介しつつ、あわよくば詳しい方に素敵なアドバイスをいただいたり、共通の趣味を持つ方とお知り合いになれたらいいななどという邪な思いの詰まったブログです。

 オレンジの人は全てド素人なので、間違いなどがあったら生暖かい目で見守るか、コメント欄などで教えていただけると幸いです。
 また、オレンジの人は本当の素人なので、真似をする場合は十分ご注意の上、自己責任でお願いいたします。

傾斜の少ない法面でお試し

 前述の通り、オレンジさん家の庭は二方向が擁壁で、庭より隣の土地が高くて、二方向が庭よりお隣さんが下にあります。その2つの方向、合計50m弱に法面が存在しているので、これら全てに対処していく必要があります。

 ただ、毎度申しておりますが、オレンジさんはすべてがド素人なので、経験も知識もありません。どうしたものかと考えた結果、あぜシートというものを発見しました。

 
 こんな商品です。アゼナミとも呼ばれるようで、名前の通り、元々は田んぼのあぜ道が崩れてしまうのを防いだりするのに使われる樹脂製の波状のシートですが、土を抑えるためのシートなら土止めにもなるだろうと。しかもお値段も80mで5千円程度ととてもお手軽だったのです。

 まずはいつも通り防草シートを剥がしますが、これまたいつも通りしつこい雑草が防草シートの下でも生えようとしているので、雑草の下を掘って、根っこごと抜き出します。
DSC_0042_2021091316311150d.jpg DSC_0043_202109131631060ac.jpg DSC_0045_2021091316304923f.jpg DSC_0050.jpg
 ほんと、雑草魂とはよく言ったもので、どれだけ頑張って排除しようとしても次々に生えてきます。
 それでも、さすがに夏の間、防草シートで覆われて、生えても生えても光合成することができなかった根はだいぶ弱っていて、手で引きちぎれる場合もありました。防草シートの効果、すごいです。

あぜシートを差し込んで土を上げる

DSC_0053.jpg

 まずはあぜシートを打ち込む位置を決めて、水糸を張ります。打ち込む位置は試しに低い方の土を高い方に上げてみて、だいたいこの辺で、上の段、下の段に分けたら土がちょうどいい量になるかなぁ?とアタリを付けました。

DSC_0054.jpg   DSC_0056.jpg

 これがあぜシートです。丸まってますのでゴロゴロっと伸ばします。

 1ロール20mあるので、そのまま一気に施工できればいいのですが、そこは素人のオレンジさん。一気にやる自信は全くないので、とりあえず適当な長さに切って分割して作業しました。

 まず水糸に沿って、下側の土を掘って、上側に上げます。そして、さらに水糸のなるべく真下に、スコップを差して、抜いて、あぜシートを打ち込むための溝を作りました。

DSC_0057.jpg

 その溝にあぜシートを差し込んで、上からゴムハンマーで打ち込んで高さをだいたいそろえていきます。ゴムハンマーが強すぎるとあぜシートが「ベコっ」っと折れますので、適度な力で。(笑)

 高さも位置も、まぁ本当にだいたいでやってます。(;’∀’)

DSC_0058.jpg   DSC_0059.jpg

 左が打ち込んですぐの様子を真横から見た写真。

 右があぜシートの横に土を押し込みながらまっすぐに近くなるように少し頑張って調整した後の写真です。シロートにしてはまずまずの奇麗さでしょ?(笑)

あぜシートを固定

DSC_0061_2021091316371767c.jpg

 最後に専用の固定ピン(杭)を打って、あぜシートを固定します。

 まだ全然土を慣らしていないので、わかりにくいと思いますが、これで土を平らに慣らしたら、このあぜシートを境に上の段と下の段にきちんと分かれます。(予定)

 この辺は上の段はそのままクラピアちゃん達に広がってもらって、下の段には今プランターで一休み中のタンジーとキンモクセイの木でも植えようと思っています。その辺の話はまた今度。

 今日の作業で庭全体の法面の6~7分の1くらいの距離です。同様の作業をあと5~6回。しかも、今回が最も高低差が少ない場所で、残りのウチの1か所は高低差が3m近く、他の2~3回分位の距離も高低差が今回の倍以上ある場所の作業が残っています。うまくできるかなぁ?(;´・ω・)



コメント

タイトルとURLをコピーしました