「クラピア」ってなんだか言いにくいから専ら「グラッピー」って呼んでますが。。。最初の「ク」って息をたくさん使う気がして、「グ」の方がちょっと楽じゃないですか?(笑) そして、最後の母音が欠落するのは日本語の定めです! 学校の「起立、礼、着席」なんか、みんな「きりっ、れー、ちゃくせk」って、最後の母音発音しないのは当たり前だったでしょ? それと同じ流れです。(本当かな?)
さて、そのクラピアですが、8月20日に第1陣を定植してまもなく2週間。
他の植物と比べれば驚異的に広がっています。
8月20日、定植した時の写真 ⇒(2週間経過)⇒ 9月4日の様子
しかし、この2週間、クラピアの間から生えてくるスギナとの戦いは筆舌に尽くしがたいものがありました。(いや、ちょっと言い過ぎました。すみません。)
そしてその最中に、クラピアがどれほど雑草を抑制してくれても、根で広がって下から生えてくるスギナには無力なのではないか?と。そんなことに気が付いてしまいまして。
残りのクラピア定植予定エリアには痛恨性の防草シートを使うことにしました。
-はじめに-
このブログは、人生「面白い方を選ぶ」の精神で生きてきたオレンジの人が、アラフィフで庭付きの一戸建てに引っ越したことを機に始めたもので、ガーデニングも、家庭菜園も、DIYも、全てがド素人の状態から、自宅と庭を「素敵な大人の遊び場(予定)にする」過程を紹介しつつ、あわよくば詳しい方に素敵なアドバイスをいただいたり、共通の趣味を持つ方とお知り合いになれたらいいななどという邪な思いの詰まったブログです。
オレンジの人は全てド素人なので、間違いなどがあったら生暖かい目で見守るか、コメント欄などで教えていただけると幸いです。
また、オレンジの人は本当の素人なので、真似をする場合は十分ご注意の上、自己責任でお願いいたします。
クラピアに期待していること
クラピアと言えば、日本で品種改良されたグランドカバー植物としてご存知の方も多いのではないでしょうか。
オレンジの人は、この広い庭のある家を購入するにあたり、かつて、マンションの一階の庭(8畳程度)の芝生の手入れがとても大変だったことから、もう少し手抜きできれいにできる植物はないのか。Google先生に相談したところ、教えていただきました。
僕が調べた限りクラピアに期待できることは、主に以下の通りです。
- 土を覆うことによって、雑草の種が飛んできても土に落ちることを防ぐ
- もし、雑草の種が土に落ちてしまっても、日光を遮り発芽や生育を抑える
- 土を覆い根を張ることで土の流失を防ぐ
- 花は咲くが、種は作らない(必要以上に増えていかない)
- 根では増えない(地上の茎をのばして増えるので、蔓延り防止が容易)
こんな感じでしょうか。
しかし、前述のとおり、この1,2では、地下から一気に10cm以上突き出すスギナの繁殖を抑えることはできないと思われます。
土はこんなに流れています
さて、3の土の流失についてですが「土なんかそんなに流れない。」とお考えの方。その考えは危険です。とりあえずこの写真を見てください。
このどこかの国で世界遺産に指定されている遺跡のようなモノ。これ、土が流れてしまった跡です。高いところは10㎝近くあります。
先日大雨が降った後に出現したのですが、この写真の塔のようになっている頂上にあるのは小石です。
この塔が出来上がった経緯は恐らく以下の通り。大雨が土の地面をたたきます。表面の土が跳ね上がって水に交じって流れます。小石がある場所は土が雨に直接たたかれることがないので、土は跳ね上がらず、残ります。その結果、雨が直接当たり続けた土は流れていき、土中の小石があった場所を頂上として、塔が完成します。
つまり、記録的な大雨だったとはいえ、わずか4日の雨でこの塔の高さの10㎝近い土が流されてしまったという事です。これは由々しき問題です。水はけのいい場所で土をむき出しにしておくことはとても危険だという事を学びました。(ここは庭のやや端の方。少し傾斜している場所なので、庭全体からこの量の土が流れたわけではありません。)
クラピアを増やしています
まず初めに大切なことですが、クラピアは人工的に品種改良され、種苗法で保護された品種です。
保護とはどういうことかというと「勝手に増やすと罰せられる」という事です。
じゃあ私は犯罪者か?というと、そこは大丈夫(なはず)です。
どういうことかというと、「譲渡、販売目的で増やすこと」や、「増やして別の場所に植えること(たとえ自分の土地であったとしても続いていない別の場所へ植えること)」が禁止・制限されているそうです。(詳しくはグリーンプロデュースさんのこちらのページがわかり易く書かれています。)ですので、オレンジの人のように自分で増やして、自分の庭にだけ植えている間は法には触れないようです。
しかし、もし、育てた苗を1つでも、お友達に分けてしまうと、その瞬間から犯罪者になります。
決してそのようなことはしないように気を付けましょう。
さて、本題ですが、クラピアは非常に生育旺盛で簡単に増やせる植物です。オレンジの人は、無駄に庭が広いので、10ポットを最初に購入して、その後自宅でクラピアの増殖をして庭に植えています。
この辺の方法などはまた今後詳しく紹介できればと思っていますが、とりあえず今回はその定植の話。
ポットにさし芽して育てて2週間くらいで定植できてしまうのですが、今回、第一陣定植後にスギナ問題が勃発。次々生えてくるスギナ退治を庭全体で続けるのはちょっと困難だと判断して、痛恨性の防草シートを試してみることにしたのですが、走行している間に2週間が過ぎ、第2陣、第3陣のクラピアちゃんたちの葉が黄色く変色し始めてしまいました。
いろいろ調べた結果おそらく根詰まりかな?といった感じ。クラピアは生育が本当に旺盛なので。。。
そんなわけで、痛恨性防草シートの敷設とクラピアの定植が急がれる状況になってしまったのでした。
そんなこんなで、8月31日火曜日。コロナで自宅待機を命じられたオレンジの人は、クラピアの定植をすべく、痛恨性防草シートの敷設に取り掛かりました。
敷設予定地を耕して慣らします
まずは敷設場所の土を一度耕します。もちろん、軽部さん登場ですが、その前にスギナが集中している場所をスコップで掘り返して根をできるだけ排除します。どんなに排除してもまたすぐ生えてくるとは思いますし防草シートを敷くので地上にはほぼ出てこないと思いますが、隣のエリアは畑にする予定なので、そちらに生えてくるスギナを少しでも減らしたいという考えからです。スギナの根は庭一面に広がっているので、別の場所に残っていても伸びてくるだろうという事です。
そうして、ほんの一部分とはいえ、スギナの根を抜きとってから、軽部さんで一面耕して、レーキで凹凸を慣らしました。
パット見、だいぶきれいになりました。近づくとアレですが。。。まぁこんなもんで勘弁してください。(;´・ω・)
痛恨性防草シート「クラピア専用マルチシート」敷設
そして、痛恨性防草シート、クラピア専用植栽シートを敷いていきます。
シートはこんな感じで届きました。(写真が横でスミマセン。)ビニールを剥がしてみると、丈夫なフェルトのような感触です。引っ張ると少し伸びますが、フェルトのように薄く向こうがすけるような状態にはならないようです。リフォーム屋さんが庭に敷き詰めてくれていたビニール?樹脂?制の防草シートとは明らかに全く違います。
スタート位置と方向をしっかり定めます。少し伸ばした状態の方が方向が定めやすかったです。スタート位置を決めたら一番端だけ、とりあえずUピンで固定して、コロコロコロ~っと転がして伸ばしていきます。意外と楽しい。w
2列目以降もも同様に進めていきます。なんだかしきたては綺麗なので土足で上がるのに、若干の罪悪感が。(笑)
ウッドデッキ予定地として、既存の防草シートを残してある場所との隙間を短く切ったシートで埋めて、全体をUピンで本止め。今回は、シートの両端のラインだけを止めて真ん中は止めませんでした。というのも、今までの防草シートは横幅が2m近くあるもので、今回のシートは1mです。重ねしろがあるので、結果80~90㎝くらい。いままの2mのシートでも真ん中に一列止めていただけ、つまり約1m間隔で何ら問題がなかったので、今回は真ん中へのUピンは打ちませんでした。何か問題が発生したらあとから打とうと思います。
今回購入したシートは1m×50mのもので、約12m×4列敷きましたが、まだ目分量で7~8m分残っている感じでした。結構サービスいい感じ?でした。(笑) Uピンは12m×4列の部分だけで14本×5列=70本使用しました。(多分…(;’∀’))
なんだかきれいで気持ちよくって一人で転がったりしていたのですが(オレンジ色のアラフィフのおじさん一人…)、誰も撮影してくれる人がいないので、残念ながら写真はなしです。wwww
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