-はじめに-
このブログは、人生「面白い方を選ぶ」の精神で生きてきたオレンジの人が、アラフィフで庭付きの一戸建てに引っ越したことを機に始めたもので、ガーデニングも、家庭菜園も、DIYも、全てがド素人の状態から、自宅と庭を「素敵な大人の遊び場(予定)にする」過程を紹介しつつ、あわよくば詳しい方に素敵なアドバイスをいただいたり、共通の趣味を持つ方とお知り合いになれたらいいななどという邪な思いの詰まったブログです。
オレンジの人は全てド素人なので、間違いなどがあったら生暖かい目で見守るか、コメント欄などで教えていただけると幸いです。
また、オレンジの人は本当の素人なので、真似をする場合は十分ご注意の上、自己責任でお願いいたします。
引っ越しを考える
そんなわけで、占いの本を手に入れるも、熱心に読むわけでもなく。2か月くらいは何事も起こらなかったのですが、1月も終わって2月になるころに、ふと思い出して本を読んだわけです。そして、その中に
- 「人生の分岐点」となる年
- 考え方、生き方、言葉を変えるといい
- 6月に引っ越すことで運命を大きく変えいい流れに乗せることができる。
などなどの言葉が!!!
老後のことを考える
引っ越し先を探し始めた。といっても、はじめは賃貸物件ばかり見ていたんです。
離婚して奥さんは居ないし、娘ちゃんは大学の寮に入っていて、一人暮らしだし。
そうして、いろいろな不動産サイトを見て回ってたんですが、はじめはエリアを変えてあちこち見ていたので常に新鮮だったのですが、如何に大手不動産サイトとはいえ、ほぼ毎週隅から隅までチェックしていたら、そりゃ「これ前に見た物件だわ。」ってなるわけです。
そこで賃貸物件コーナーである「借りる」を飛び出して「買う」のコーナーを見始めたんですね。完全に冷やかしですけど。(笑)
そこでふと
「実際買ったらローンとかいくらくらいなのかね?」
という興味がわいて、サイトの機能である「支払いシミュレーション」なる機能で計算すると。。。。
「あれ?賃貸より安くね???」
まぁ、きちんと家を持とうとかそういう事を考えたことがある方なら常識なのだと思いますが、そんなことは考えたこともなかった僕はこの時も「そういえば友達がそんなこと言ってたなぁ~」程度の認識。
でも、よくよく老後の事とか考えると、いつか終わるローンと、いつまでも終わらない家賃。それに、年老いて住んでるアパートが古くなって立ち退き、引っ越しとか。そんなことを思い描いて、「一戸建てもありかな~?」なんて方向に向かいます。
某不動産サイトに何故かハマる
戸建ての物件を見るようになって、何故かだんだん、某緑のキャラクターの不動産サイトばかり見るようになりました。まぁ使いやすかったのでしょう。で、さんざんいろいろな家を見たんですが、不動産サイトって家の情報はまぁまぁ詳しく載ってるんですが、周辺情報とかそういうのが雑なんですよね。
一戸建てを購入するなら、絶対にご近所やお隣さんとの距離や位置関係とか、そういうのが一番気になる。
家の中は最悪変えられるけど、ご近所さんは変えられない。
そう思って不動産サイトの情報を基にして、googleさんのGoogle Earth で物件ごとの場所を特定し始めたんです。そうしたらそれが面白くなっちゃって。(笑) サイトで紹介されれている物件を次々に特定して遊ぶという、当初の目的をすっかり忘れた遊びに、1か月間くらい夢中になってしまって、引っ越し先は一向に見つからないまま時間が過ぎていきました。
「道下物件」に何故かハマる
物件位置特定遊びにどっぷりハマっている最中、さらに、Google Earth で、その物件からの「推定の景色を見る」という遊びにもハマりました。
しかし、この遊び、どの物件でも出来るわけではありません。Google Earth は高度を下げ過ぎると下がれなくなるか、ストリートビューになってしまうので、普通の物件ではこの遊びはできません。
しかし、まぁまぁの高さの斜面にある物件の場合、これが可能になります。そうして、見てみると、斜面の物件は本当に開放感があるなぁと感じて、斜面にある物件ばかりを探すようになりました。しかも土地が傾斜しているので安いんですよね。(;’∀’) だから、安くて結構いい物件が多かったというのもあります。
そして、さらに「道下物件」にハマります。「道下物件」というのは、僕もこのころに初めて知った言葉なんですが、道路から見ると1階建てに見える2階建てや、極端な場合、2階の屋根しか見えない物件。つまり「物件に入るための道より下の土地にある物件」です。
物件が道の下に位置するということは道から建物内が全く見えないんです。そして、反対側は多くの場合、斜面で絶景が見えます。そして、そういう場所なので、きれいに家が並んでいる。ということも比較的少なく、お隣さんがなかったり離れている場合も多い。さらに、斜面ですから、土地は安いので物件価格も安いのです。”素敵(●´3`)ノ*。’*、+・”
そうやってちょっと変な方向にハマって、ちょっと変わった物件ばかり見つけては位置を特定し、景色を楽しんでいたところ、ついに、究極の物件を発見!
職場から1時間半程度、駅からは遠いもののバス停までは10分以内。小高い丘の頂上付近で、道下斜面の物件ながら、家の斜面側の空間は広く湿気問題はなさそう。さらに、庭からは隣の家の窓はほぼ見えず、正面の家は屋根のみで、その先の景色がまた素晴らしい!2階の部屋からは遮るものが何もなく、正面に富士山どーん!!!昼間の山の景色も、夜の遠くに見える街並みの光も何一つ文句がつけられない!! オレンジの人、テンションMAXになるも、住宅購入を前提に不動産屋さんに連絡したことなど人生皆無。それでもやはり気になって、1週間ほどもやもやしてから、不動産屋さんに連絡。さらに1週間後に約束。そして人生初の購入目的での戸建ての内覧へ行きテンションはもう制御不能の状態に。翌日テンションもそのままに、購入希望の電話をかけて、不動産屋さんと契約日を約束。意気揚々と契約に行ったところ……なんと。不動産屋さんが、開口一番、「例の物件なんですが、昨日の夕方に他から正式な購入希望が入ってしまって……。」オレンジの人。完敗でした。
ノリと勢いで戸建てを購入
初恋の家に敗れた後も、いい物件を見つけては、Google Earthで特定。ストリートビューで街をうろうろしたり、景色を楽しんだり。それでも、あの物件程テンションが上がる物件には出会えず、1か月半ほどが経過。その間もよさげな物件はいくつか見つけたものの、初恋のあの家ほどの輝きを放つ物件には出会えず。
「そろそろ100点満点じゃなくても、手ごろで安全な普通の物件でいいんじゃないか?」なんて、結婚を焦る30代のOLさんみたいな心境になりつつあったある日。
何となく早起きしてしまった朝一番に、異彩の輝きを放つ物件を発見!「昨日まではこんな物件なかったはずだ!」そんなことを思いながら、即、場所特定。景色確認。通勤経路確認。前回のあの家ほどの景色は期待できないものの、それ以外はすべて十分。しかも、土地170坪。。。
前回の反省を生かし、その日の不動産屋さん営業開始前の時間に即メールで連絡。営業開始直後に返信がもらえるだろうと待ち構えていると、案の定というか、さらに上を行って、営業開始15分前に返信が!この速さ。不動産屋さんの印象もいいね~!
そしてさっそく見てみたいと連絡。今リフォームが最終段階で、来週からなら内覧できますとのことで、内覧可能日の朝一番で約束。
実物を見ると、情報サイトの状態よりも数段いい状態にリフォームが進んでいて、非の打ち所がない。強いて言えば景色だけは前回の物件には負けるけど、それでも十分きれいな山並みの景色が見える。
その場で申し込みたい。と伝えてもよかったんですが、さすがに一晩考えて、翌日の日曜日の早朝に意を決して購入希望のメールを送信。不動産屋さんから返信をもらって、その日の午後には2時間弱かけて不動産屋さんへ行き、購入申し込みを済ませました。1か月半前に1度申し込みの準備をしていたので、必要な書類などが揃っていたのが勝因。
不動産屋さんから「物件掲載から申し込みまで過去最短でした。(笑)」とのお言葉。
その後、ローンの事前審査が下りるまでは一応、他のお客様からも内覧とキャンセル待ちでの申し込みは受け付けます。という説明をうけて、承諾。結果、ローンの事前審査が下りるまでの1週間ちょっとで2件のキャンセル待ちと7件の問い合わせがあったらしいです。
そんなこんなで、結果的に物件を見つけてから2日。ノリと勢いで人生最大の買い物をしたのが、このブログの舞台になるオレンジの人の家です☆彡
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