IJD-I50サーキュレーター衣類乾燥除湿器の基本情報
IJD-I50サーキュレーター衣類乾燥除湿器の基本機能
これがコントロールパネル。
一番下にスイッチがありこれでon/off。単にonを押すと前回最後に使った設定で動き始めます。
下から二番目はタイマー。自動offタイマーです。2時間、4時間、8時間が選べます。
その上に、除湿とサーキュレーターボタン。それぞれ独立して弱・中・強で稼働できます。それぞれボタンを押すたびに強⇒中⇒弱⇒強…の順で切り替わります。
一番上が首振り機能で、首振りの幅が90°、70°、50°で切り替えられます。個人的にはこの機能が一番便利だと思います。対象物(今回で言えばクローゼット)の幅に合わせて首振りの幅を変えられるので、無駄なくしかも全体に乾燥した風を当てることができるからです。
今回は首振り50°でちょうどクローゼット左右まで風が入るように設置しました。
それと、もう一つの便利ポイントは上下角の調整機能。真横から真上(天井向き)まで、90°可動します。
ものすごーく贅沢を言うと、この縦方向にも指定した範囲で首を振ってくれたりすると超うれしいのですが、それだと設定だのなんだのと使い方が難しくなるし、壊れやすくなったり値段が上がったりして、メリット以上のデメリットが多くなりそうだし。仕方がないですね。
IJD-I50サーキュレーター衣類乾燥除湿器の7時間稼働レポート
それでは実際に動かしてみたレポートです。
まず、稼働音ですが、強い風が出る仕様なので、それなりに風の音はしますが、強でも慣れてしまえば寝られる程度の音かと思います。
デシカント方式なので、コンプレッサー方式のような大きな音はしません。コンプレッサー方式はエアコンと同様の方式ですから、例えば窓用エアコンのような大きな駆動音がするそうです。しかし、デシカント方式は音は静かですが、ヒーターを用いて空気の温度を上げて湿度を取り除く方式だそうで、部屋の温度が上がります。こちらについては以下の実験内容を参照してください。
外気温や室温はウェザーステーションのデータを使います。
それでは実験開始。以下の時計(温度・湿度計)はクローゼットの床に設置したものです。
外気は外気温。室温は1階リビングの室温(実験はリビング真上の部屋)。%はそれぞれの湿度です。実験中のクローゼット内の温度、湿度、時間に関しては写真を参照してください。
実験スタート/外気:19.0℃ 99%/室温 20.4℃ 80%
※スタート時点で写真のクローゼットの湿度(86%)とリビングの湿度(80%)に大きな差があるので注意!この手の簡易計測機械はそれぞれにクセのようなものがあって結構誤差が出ます。
28分経過/湿度-7ポイント/外気:18.6℃ 99%/室温 20.3℃ 80%
約1時間経過/湿度-10ポイント/外気:19.0℃ 99%/室温 20.4℃ 80%
約2時間経過/湿度-11ポイント/外気:20.4℃ 99%/室温 20.9℃ 80%
除湿した水がだいぶ溜まってきました。
約3時間経過/湿度-12ポイント/外気:20.6℃ 98%/室温 21.3℃ 81%
約4時間経過/湿度-15ポイント/外気:21.2℃ 97%/室温 22.0℃ 81%
約5時間半経過/湿度-16ポイント/外気:20.9℃ 99%/室温 21.9℃ 81%
約7時間経過/湿度-16ポイント/外気:20.7℃ 99%/室温 20.4℃ 81%
最後に一気に水が増えた。
実験の考察とまとめ
湿度は実験開始時より‐16ポイント下がって70%になり、そこで停滞。それ以上は下がりませんでした。しかし、開始時の湿度が他の機械が計測した湿度より6ポイントほど高かったことを考えると、実際の湿度は65%付近まで下がっていた可能性が考えられます。その上、この機械の除湿性能は木造で6畳となっていて、実験した部屋の広さが9.5畳あり、窓やドアは開いていて空気が流れる状態であったことや外の湿度が常時96%以上の環境であったことを考えると、この機械は十分な除湿能力があると考えられます。
しかしながら、その間に室温は5.9℃上昇して、約20℃の外気温に対して最終的には5℃以上高い状態であったことを考えると夏は相当室温が上がるものと思われます。
こちら、今度は雨が続いたときに洗濯物部屋干し乾燥に挑戦したいと思います!(`・ω・´)ゞ
ちなみにですが、せっかくクローゼットの湿度が下がったところでドライペットを追加で2個投入!(既存は1個設置+炭バケツ1杯設置)
ドライペットってCMの歌で「湿気取りなら、ドラ~イペット♪」って歌ってると思ってましたが、パッケージを見ると
「湿気と『る』なら……」………( ^ω^)
わたくし、人生でずっと勘違いをしていた模様です。
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