Life is a battle against plant.~高枝ガーデントリマーを使って高いところの雑草と闘いました~

 タイトルを見て、「高いところの雑草」ってなんだ!?
と思った方もいるかもしれません。
 つまり、こういう事です。
DSCF0954.jpg
 どのくらいの高さかと言いますと、右に見切れているのが二階の屋根ですので、測ったことはありませんが、この擁壁(コンクリの壁)の高さが2m50cm~3m程度です。
 この、擁壁の上、お隣さんの土地かと思いきや、登記簿によると、この壁の上の土地も2~3m幅がオレンジさん家の土地らしいのです。つまり、この雑草、オレンジさん家の雑草です。(;´・ω・)
 今日はこの雑草と闘いました~。



-はじめに-

 このブログは、人生「面白い方を選ぶ」の精神で生きてきたオレンジの人が、アラフィフで庭付きの一戸建てに引っ越したことを機に始めたもので、ガーデニングも、家庭菜園も、DIYも、全てがド素人の状態から、自宅と庭を「素敵な大人の遊び場(予定)にする」過程を紹介しつつ、あわよくば詳しい方に素敵なアドバイスをいただいたり、共通の趣味を持つ方とお知り合いになれたらいいななどという邪な思いの詰まったブログです。

 オレンジの人は全てド素人なので、間違いなどがあったら生暖かい目で見守るか、コメント欄などで教えていただけると幸いです。
 また、オレンジの人は本当の素人なので、真似をする場合は十分ご注意の上、自己責任でお願いいたします。

東は擁壁です

 オレンジさん家の北東~東側は擁壁があります。

 こちら側は山で、そのままオレンジさん家の標高328mから、山の頂上まで443‰(パーミル)の傾斜が続いています。これは日本最急勾配の鉄道、高尾山のケーブルカーの608‰には負けますが、箱根の登山鉄道ではない、ケーブルカーの方の最大勾配200‰の倍以上の傾斜です。

オレンジさん家の横の山オレンジさん家から山の頂上までの傾斜(国土地理院電子国土Webにて作成)

 ケーブルカーの勾配と比較すると急に思うかもしれませんが、普通に上記のグラフを見ていただくとわかるように、すぐ家の横にあっても危険を感じるような傾斜ではありません。とはいえ、丸い大きな石なら止まらずに最後まで転がりそうな傾斜ですけどね。(笑)

 そんなわけで、オレンジさん家では日の出は見えません。でも、以前住んでいたアパートの隣の家が建て替えで取り壊されたときに朝日がガンガン差し込んで、夏場、東側の部屋が朝から灼熱だったことを思えば、寝坊するには最適です♪ まぁオレンジの人は基本早起きなのでそこはあまり関係ありませんが……庭も朝9時くらいまでは直射日光が当たらないので、夏の朝に庭仕事をするには良いです。でも冬は寒そうだなぁ~。

 完全な余談になりますが、上のグラフを作成した国土地理院電子国土Webはいろいろ面白いです。直線だけでなく道沿いの傾斜の変化なども見られたりするのでお時間があるときにぜひ遊んでみてください♪

バス経路の高低差オレンジさんの通勤バス経路のの高低差。もはや山登りですね。ww

地上3mを斬る

 さて、本題の擁壁の上の雑草の草刈ですが、今日は本格的な草刈りではなく、飛び出して家にかかりそうなあたりをとりあえずスッキリさせるのが目的です。飛び出してきている草木の下から上を見上げるとすでに森の中の風景なので…。

DSCF0956.jpg 飛び出してる草木の下から上を見た図。

 そこで購入したのが、高枝ガーデントリマーという代物です。僕もかつて、深夜の通販などで類似品を見たことはありましたが、その頃はアパート、マンション暮らしだったのでまさか自分がこの商品(と似たもの)を購入する日が来るなど夢にも思っていませんでした。

 商品は今回も安定の山善さんの商品を選びました。草刈り機のマサオ君の実績があるので、オレンジの人は山善さんを信用しています。そして、擁壁の上の雑草の状態から、トリマー(先がバリカン型になっている「1.2㎝以下の枝を切る」機械)だけでは切れないであろう、太めの木や笹竹がチラホラと見えていましたので、ソー(電動ののこぎり)がセットになっているものを選びました。

 それと、オレンジの人は100V電源信者です。ガソリンエンジンはお手入れ大変だし、ガソリンの管理も大変。バッテリーはインパクトドライバーくらいまではいいですが、この手の「手に持ってモーター回し続ける系」の道具ではバッテリー切れの問題や長期間使用によるバッテリーの劣化、パワー出力の問題、そして何より価格の問題が出てきます。例えば同じ山善さんの同等の商品でもバッテリーの機械だと価格が1万円ほど高いです。なので、僕は、家の周りでしか使用しない方には、いつでも使えて、お手入れが最低限で済む100Vコンセントで動く商品をお勧めします。

ビフォーアフター

 さて、ではどのくらい切れるのでしょうか。サクっと行きます。

DSCF0954.jpg ⇒⇒⇒ DSCF0963.jpg

DSCF0959.jpg ⇒⇒⇒ DSCF0962.jpg

 言うまでもなく、左がビフォー。右がアフターです。

 先述の通り擁壁の高さがすでに2m50㎝以上あるので、如何に「高枝トリマー」と言えども届くのは草の根元から数十センチのところまでなので切れる範囲が限定されてしまいますが、それでも相当スッキリしました。実際に見ると写真で見た以上にスッキリした感があります。

 今日はまだ、トリマーで切れる範囲のものしか切っていませんが、それでもここまでスッキリしたのは予想以上の大満足です。

 まだまだ上には雑草がたくさんなのですが、とりあえず飛び出してきていた部分がカットできただけでも相当明るくなりましたし、なんだか風通しもよくなった気がします。

DSCF0965.jpg ⇒ DSCF0966.jpg

 ちなみに、今日切った草と枝。これで半分です。庭の反対側に同じくらいの山がもう一つできました。
 枝も笹も多く、堆肥化するのにも1年以上の時間がかかりそうなのでできればゴミで出してしまいたいのですが、ちょっと裁断して袋詰めしてゴミ捨て場まで運ぶのもあまり現実的とも思えない量なので、とりあえず庭の隅っこに積んで、自然の力を信じて待とうかと思っています。(笑)

高枝ガーデントリマーを使ってみた感想

 さて、高枝ガーデントリマーを使ってみた感想ですが、まず思った以上にバシバシ切れます。結構太いモノもガンガン切ってくれます。切っている最中に太目の根本付近など強いところに当たってしまって切れずにトリマーが止まってしまう事は何度かありましたので、1.2㎝以下のモノなら何でも切れる。というわけではありませんが、それは想定の範囲内なので問題はありません。

 問題は、その重さです。

 昔深夜の通販番組で見た時には、細い女性が笑顔でサクサク庭の手入れをしている映像が流れていたような気がしますが、あんなの嘘です。50前のボチボチ体力に自信のあるオッサン(私)が使っても10分続きません。これだけ長いポールの先端部分に稼働用のモーターやら刃先が付いているわけですから、その体感重量は実際の重量の数倍です。腕だけで持ち上げて高いところを切っていると、速攻で腕が死にます。頑張ってもせいぜい10分切って、10分休んで……の繰り返しでした。一般的な女性でも、腰に当てて斜めに持つようにすればある程度は使えると思いますが、垂直に近い形で長時間使うのは相当慣れと腕力がいると思います。

 それでも、草刈り機のように刃全体が動くわけではなく、バリカンのように、外側の刃は固定されていて、間に挟まった状態の刃が動くので、擁壁に置いたような状態で稼働させることも可能でしたので、塀や花壇の囲いに合わせてカットしたいような場合も非常にカットしやすいのではないかと思いますし、直接刃が出ているものよりははるかに安全に使用できると思います。

 明日は今日切れなかった太い枝を、ガーデンソーを使って切ってみたいと思います。



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