ヘアリーベッチは、マメ科の多年草。ヨーロッパ原産で、もともとは牧草に利用するために輸入された。アレロパシー効果で雑草の発生をよく抑制するので畑や果樹の下草・雑草対策や冬季の土壌改良緑肥として利用される。かなり強健な性質を持っているため、種まき後簡単な育て方のみで勢力旺盛に地面いっぱいに広がる。放任でも栽培でき特別な育て方は必要ない。雑草抑制効果があり、芝生よりも安価でローメンテナンスなのでグランドカバーには最適な植物。寒さに強い反面、夏の暑さに弱く、日本の多くのエリアでは夏に枯れるため一年草として扱われる場合がほとんど。日本では、開花後に次第に地際から枯れ上がり、やがて全面に枯死してマット状に地面を覆い敷き藁状態になり枯死後も雑草抑制効果が期待できる。(オレンジの人まとめ)
タキイネット通販様より引用
目次
ヘアリーベッチの基本情報
ヘアリーベッチは、マメ科・コロニラ属の多年草。ヨーロッパ原産。寒さに強い反面、夏の暑さに弱く、日本の多くのエリアでは夏に枯れるため一年草として扱われる場合がほとんど。つる性で100~200㎝程度伸びるが、ほふくした場合の草高は40~50㎝。
ヘアリーベッチの育て方
ヘアリーベッチの土・植え替え
水はけの悪い圃場では、生育が不良となる場合もある。播種後は覆土と鎮圧が必要。鎮圧しないと発芽率が大きく下がる。pH4.9~8.2で生育が可能。3~5kg/10a。播種後、3~5cmの覆土をして鎮圧する。
ヘアリーベッチの日当たり
日陰でも生育良好で、排水がよければ土をほとんど選ばない。
ヘアリーベッチの水やり
特別必要ない。
ヘアリーベッチの肥料
特に必要ないが、与える場合はリンサンとカリのみ与え、極度に酸性度が高い場合石灰を施す。
ヘアリーベッチの剪定・刈込
特別必要ない。
ヘアリーベッチの耐暑性・耐寒性
品種に依るが、全般的に耐寒性は高く越冬性に優れるが耐暑性はなく、一般的に夏に枯れる。
ヘアリーベッチの病気・虫
目立った病害虫はない。
ヘアリーベッチの増やし方
開花後種を回収する。こぼれ種からの発芽率は高くない。
オレンジさん家でのヘアリーベッチの履歴
- 2021年10月3日 北側の庭と段々花壇の約半分に播種。
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